部署や世代が違う3人を繋ぐのは「プロレス」! プロレスを愛する社員たちによる偏愛爆発トーク

2022.08.31

仕事前には自分を鼓舞する!?プロレスから学んだ仕事術

奥村さ けっこう仕事にもプロレスが影響している瞬間ってありません?私の場合は、プロレスの音楽を聴いてテンション上げてから店頭に立つようにしてます。

荒屋さ プロレスの音楽で自分を鼓舞するの、あるあるですよね!私も好きな選手の入場曲を仕事前に聞きます。入場曲って「今から試合を始めるぞ!」って自分を盛り上げるための最高の音楽ってことじゃないですか。

緒方さん 僕はしんどい時にプロレスを観て気力を取り戻してます。だいたい、男がパンツ一丁で戦ってるって、非現実的じゃないですか。その非現実さが元気をくれますね。あと、プロレスの「受けの美学」からも教えられることが多いですね。

荒屋さ 「受けの美学」?

緒方さん プロレスって、技を受けまくって耐えて耐えて逆転する瞬間にカタルシスがあるじゃないですか。いい選手って、技を受けるのが上手なんですよね。それこそ吉本のギャグみたいに、相手の動きを読んで相手の技が決まるまで待ってあげる様式美がある。会社の仕事もそういうところがあるなあって思います。あえて言い返さずに黙っておくとか、こっちが手を出した方がいいってわかってても相手にやらせてあげるとか。相手のために受けるに徹する時、プロレス的思考があるかなって思います。

荒屋さ 深い!プロレスから学ぶ仕事術だ!

奥村さ あと選手の言葉なんかも、仕事の時に刺さりませんか?

荒屋さ あるある!


奥村さ 好きな内藤選手の話ばっかりで恐縮なんですけど、内藤選手の決め台詞「トランキーロ!あっせんなよ」を胸に抱きながら日々のシフトに向き合ってます(笑)。

荒屋さ 「トランキーロ」ってなんですっけ。スペイン語?

奥村さ そうです。「焦るな」って意味らしいですね。店内がバタバタしてる時なんかにプロレス好きのお客さんが「トランキーロ!」って声をかけてくるんですよ。「あっせんなよ」って返す前振りですよね。そういう掛け合いもお店ではあったりします。

周囲を置き去りにする妄想プロレスは続く

緒方さん なかなか最近のプロレスを追いかけられていないんですが、こうやっていろいろ話せるのは楽しいですね。

奥村さ 私は3人のなかでもプロレスファン歴が浅いので、初代タイガーマスクを知ってる緒方さんの話を聞いてたら昔の試合も観てみたくなりました。

緒方さん いまはDVDなんかも豊富にありますしね。初代タイガーマスクはいまでもDVDで追いかけ続けてます。やっぱり2代目・3代目とは違うオーラがあるんですよね。

荒屋さ 世代を超えて話し合えるのはうれしいですね。今度ぜひ、社内のプロレス好きを集めて試合を観に行きたいです!観てみたい試合とか、話したい話題が多すぎて……。プロレスの仕事もしてみたいなあ。船でしか行けない無人島にリングと舞台を組んで、プロレスとライブが一緒になったフェスなんかができたら最高ですね。

奥村さ 私はビールとプロレスを掛け合わせた商品を店頭で提供してみたいです。「内藤哲也IPA」とか……。

緒方さん 僕はリアルタイムでは交わらなかった選手たちがパラレル的に試合するのを観てみたいですね。大仁田厚と初代タイガーマスクが電流爆破マッチをやるとか、ラジャ・ライオンとアンドレ・ザ・ジャイアントが戦うとか……。

荒屋さ そろそろ緒方さんも男色ナイトメアを仕掛けてくるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてます。そしたらパイプ椅子を持って場外乱闘ですね。

緒方さん すごい絵面になっちゃいますよ(笑)。

奥村さ そうなったら私は「デスティーノ」を決めるしかないですね……。

荒屋さ 私はスティーブ・オースチンのムーブでコーナーに登って、DBWのビールをクラッシュさせられたら幸せですね〜!

緒方さん じゃあ僕は荒屋さんに◎¢£△%¥△●◆〜!!

荒屋さ #&●□△$△☆※▼@*〜〜!

奥村さ $♪>+★&●◉&%#○×…!

この後も止まらない妄想プロレス談義が続く…

Special thanks to 道頓堀プロレス
Interview & Text by ヒラヤマヤスコ
Photography by 福家信哉
Illustration by 北川マリナ

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