【Vol.1】カマす or Die～白玉～

Derailleur Brew Worksのブルワー沖吉が、
世の中の、カマしているものを紹介するコーナー。

今回が第一回目。

そもそもタイトルである「カマす or Die」とは、
日本のHIPHOP業界を席巻するAKLO氏の楽曲。フューチャリングにはZORN氏が参加しております。

この曲との出会いは、新卒で入った会社のシブい先輩ハヤシさんの車内BGM。衝撃的にハマりました。
ちなみに一番好きなラインは「平凡な日々も功績だろ　キティちゃんの宝石箱」です。
現在ハヤシさんは東京から与論島へ移住し、島おこし事業を行っています。人生カマしているなぁと深く尊敬する人物の1人です。


さて、前置きが長くなりましたが、

今回私が紹介する「カマす or Die」は、

【ユートピア白玉温泉】　さんです。

ユートピア白玉温泉さん（以下、白玉さん）は京橋にある温浴施設です。
創業６０年を迎え、その歴史もさることながら、
2022年にリニューアルオープンを果たし、関西サウナ界のニュースターとして生まれ変わりました。

何が一番ヤバい（すごいの意）かというと、

全部なんです。


サウナを構成する主な要素は、

「サウナ」
「水風呂」
「休憩」の３つ。

白玉さんはこの3つの構成要素が、
どれを取ってもスーパーハイスペック。欠点が全くないのです。

野球でいえば、バース、掛布、岡田。

北斗の拳でいえば、ラオウ、トキ、ケンシロウ。

パスタでいえば、ナポリタン、カルボナーラ、ペペロンチーノなのです。

本当にすごい。


まずはサウナ。
サウナには、熱源や材木などによっていくつか種類がありますが、
白玉さんは「ボナサウナ」という種類のサウナです。※日本では錦糸町のニューウィングさんが有名
ボナサウナでは、座席の下部と背中側にサウナヒーターが格納されており、
つま先から頭のてっぺんまで蒸されるのです。
そして、オートロウリュが確変のごとく頻度で行われ、そりゃこちらも熱々です。

こうなったらお次は水風呂。
白玉さんの水風呂はとにかく深い。そして冷たい。
筒から氷が丸ごと落ちてくる。クレイジーです。

そしてお待ちかねの外気浴スペースへ。
いわゆる「ととのい」を感じるトランス状態の時間です。
水風呂脇の階段を上ると、無数の椅子。フルフラットチェア。


スーパー銭湯を除く大阪の温浴施設で、これまでの充実した外気浴スペースは見たことない。
チェアに腰かけると、眼前にそびえたつ煙突。かすれた「朝風呂」の３文字。最高なわけです。


ということで、かなり熱のこもったサウナ情報になってしまいました。

サウナが好きな方、ぜひ一度行ってみてください。強烈におすすめです。




かく言う私は、サウナ上がりに最高のビールを飲んでもらうべく、日々精進していきたいなと思っております。

今日も今日とて、醸す or Die。

つづく

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