突然の来客

2024.09.02

どうも、下村です。

土日は閉め切った暗闇でずっとホラー映画を観ていたので台風の影響がほぼなかったことに全然気づきませんでした。

台風が来たら「犬をしまえ、飛ぶぞ」なんてフレーズが頭をよぎる昨今ですが、我が家ではベランダの植物をしまいました。

せっかく育てたベイビーたちを飛ばされたくないですからね。

オクラよし。

アボカドよし。

鷹の爪よし。

金柑よし。

…おや、、三本ある金柑のうち一本だけ虫食いが、、、、、、、

これは、、、!!!

なんということでしょう。ナミアゲハの幼虫ではありませんか。

しかも緑色の終齢、、

こんなに小さい金柑の苗に蝶が産卵していったんですねぇ、気づきませんでした。

これも何かの縁なので他の苗からは隔離して経過を観察してみたいと思います。

苗はサービスであげます。

上手くいけば蛹になって羽化してくれるはず。

ちょっと葉っぱが足りなそうなので調達が必要かも。

一度蛹を経由して成虫になる昆虫は不思議ですよね。

完全変態やメタモルフォーゼとも言いますが、姿ばかりでなく餌まで変わる始末。

芋虫は葉っぱを食べるための口なのに蝶や蛾は蜜などを吸うストロー状の口。

元々別々の生き物が合体したのでは、と唱える人までいるみたいです。

真相はわかりませんが

最初から蝶の姿で生まれたり、一生を芋虫のままで終えたりしてはいけない理由があるんでしょうね。

芋虫は栄養補給、羽化後は交尾の為の姿ととらえることもできます。

役割によって姿が変わっていくのはなんだかエイリアンのフェイスハガーとゼノモーフを思い出します。

「完全変態」はどこの小学校でもざわめきとどよめきを生んだ科学用語だと思いますが、

幼虫が蛹の中で一度完全にドロドロに溶け、スラリとした足と羽のある体を再構成する

なんともSFチックな生態。見届けない手はありません。

芋虫が照れちゃうくらい見つめていきますよ。

アゲハチョウの幼虫が威嚇で出すツノの臭さにニヤける下村でした。

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