お酒充

2024.06.10

こんにちは。元バーテンダーブルワーの遠藤です。
先週は久しぶりに地元で昔からお世話になっていたBAR CABASAに遊びに行ってきました。
今年で24年目というローカルに根付いた歴史ある素敵なBARです。
20才からこちらのBARでは飲ませていただいており、ブルワーという仕事を選択するほどのお酒への情熱はこの場所でも確実に培われてきたと思っています。
いつ行っても新しいお酒の仕入れを絶やさず、何年通っても刺激をいただける素晴らしいお店です。今回いただいたお酒の一部を紹介します。

【Mansinthe By Marilyn Manson】
原産国:スイス
アルコール度数:66.6%

長年アブサン愛好家として知られているマリリン マンソンが2007年にlion-spirits.de の専門家と、数々の賞を受賞したスイスの専門蒸留所 Matter-Luginbühl AG とともに、独自のアブサンを発売。
誰よりアブサンを愛するマリリン・マンソンだからこそ追求できたフレーバーで単なるアーティスト商品とは一線を画す、最高品質の天然ハーブのみ使用の無添加アブサンとして有名です。キリスト教圏の代表的な忌数の666にアルコール度数を合わせているのも芸が細かくて素敵です。

アブサンは18 世紀末にスイスのジュラ地方のヴァルドトラヴェールで発明されました。伝統的に、ベルモット・アニスシード・フェンネル・その他のさまざまなハーブから作られています。

初めていただいた時の衝撃が忘れられず、一年に一回は絶対に飲みに行ってます。
飲み方は「アブサン・ドリップ」と呼ばれるカクテル。作り方は、アブサンを注いだグラスの上に、角砂糖を1個のせたアブサンスプーンを置き、角砂糖の上から水を数滴垂らす。
アブサンに含まれるハーブの精油が水と反応して白濁し、じつに神秘的な色合いになります。この色の変化が、アブサン・ドリップの大きな魅力になっています。
角砂糖がほどよく溶けたら、グラスに入れて軽くかき混ぜて味わいます。
見た目だけではなく、アルコールが飛んでまろやかになった口当たりと角砂糖のシンプルな甘味の相性が絶妙で、本来のアブサンのポテンシャルをより引き出しています。

【PERTSOVKA VODKA】
原産国:ロシア
アルコール度数:35%

赤唐辛子、コショウなどを漬け込んだ浸酒を加えたピリ辛フレーバード・ウォッカ。
ホットでスパイシーな明るい琥珀色のウォッカです。
PERTSOVKAの特色は糖分が入っていない分、ピリ辛で切れ味がありすっきりしていることです。ソ連時代に輸入され人気がありましたが、新生ロシア時代になって長い間輸出が途絶えておりました。2012年ようやく輸入を再開し、人気も復活。
飲み方はブラッディ―メアリーでいただきました。
通常ブラッディメアリーはスノウスタイルと呼ばれるグラスのふちに塩をつけての提供が定番とされていますが、南米などではタヒンと呼ばれるスパイシーな香辛料をグラスのふちにつけて楽しむことも多いようです。今回はブラッディメアリーと言ってもスノウスタイルは無し。トマトジュースはクラマトを使用することで、唐辛子・胡椒に塩味が加わり、タヒンを使ったブラッディ―メアリーのようなスパイシーさを感じられました。肝臓の癒しにも最適なドリンカビリティの高い一杯でした。

ひさびさの訪問でしたが、勉強の連続で楽しいひと時を過ごしました。
MEZCALも数杯いただき、アガベ品種によるフレーバーの特徴も教えていただいたのですが、理解度がまだ高くないので、次回以降で紹介させていただきます。

お酒充な週末でした。それでは。

直営店では、Derailleur Brew Worksの商品をお楽しみいただけます!

皆様のご来店お待ちしております!

『Derailleur Brew Works 山ノ麓TAP ROOM』
〒562-0001 
箕面市箕面1丁目1番45号 箕面阪急ビル 1階
TEL:072-737-7721
INSTARGRAM : @dbw.yamanofumoto



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Derailleur Brew Works 山ノ麓TAP ROOM

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