ジャークチキン奮闘記 ep.1

2024.05.27

皆さんこんにちは。
ブルワーの沖吉です。

男には、人生を懸けて戦わなければいけない時があります。

私は決めました。

ジャークチキンの道を究めることを。

ジャークチキンをご存じでしょうか。


スパイスで味付けしたチキンをグリルで焼いた、ジャマイカ発祥のストリートフードです。

ビール造りを生業にしている私ですが、
これほどまでにビールに合う料理があるだろうか。


いや、ない。

とにかく食うべし。

まずは入門編。
タイム、オールスパイスを軸としたスパイス構成で味付け。

家庭用焼肉コンロでじっくり両面焼き。

うまい。

が、何かが致命的に足りない。

炭だ。
炭火焼でないから、物足りないのだ。

名店から学ぶべく、大阪緑橋の「ジャークマン」へ。

皮目についた炭の香りと燻製香。たまらなく香ばしい。

食事を後にし、店を出たときに私は見た。

それはドラム缶だった。

真っ二つのドラム缶が半分に切られ、焼き網が置いてある。

これこそが本場のグリル。
「ジャークパン」だ。

ジャマイカの路上では、無数のジャークパンが立ち並ぶという。

遠火でじっくり焼ける設計となっており、
蓋をすることで蒸し焼きすることもできる。

ジャークパンなくしてジャークチキンの道は拓けず。


私は作ることにしました。

岡山の祖父の家に落ちてあったペール缶を裁断し、取っ手と土台をつければ、

あっという間にジャークパン初号機の完成。

やはり炭火は香りのつき方が段違いにうまい。

まだジャークマスターへの道は始まったばかり。
いつかビールイベントでジャークチキンが提供される日が来るのか。

乞うご期待。

では皆様、今週もジャークな1週間をお過ごしください。ヤーマン。

直営店では、Derailleur Brew Worksの商品をお楽しみいただけます!

皆様のご来店お待ちしております!

『Derailleur Brew Works 山ノ麓TAP ROOM』
〒562-0001 
箕面市箕面1丁目1番45号 箕面阪急ビル 1階
TEL:072-737-7721
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