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ディレイラブリューワークス

誰もかれもが花見と品定め

ヤマザキアキノリ

おひさしぶりです。代表のヤマザキです。
テキストエディタはBracketを使ってます。MacもWinも使えるのと、Dropboxの同期がしやすくて。
コードは書けません。念の為。

COVID-19。このウイルスが僕たちに与えた影響はやはり大きくて。
以前、以後で確実に、生活に影響が出ている。経済的にも、精神的にも。そして、生き方にも。

僕たちは、今まで以上に、周りの足並みを気にするようになったし、いろんな警察が出没するようになって。
誰もが遠くから、けして誰も触れてはいけぬ、と勝手に決めたルールで、その花を様子見るかのように。
そして、品定めをするのだ。誰が一番にその花を手折りに行くのか。行くものを叩き、そして心の内で羨む。
すべてじゃないけど、そんな空気が一部には出来てしまってて。

そんな空気に影響を受けやすいのは、サービス業なんだと思う。飲食店、居酒屋、彼らが下支えしてくれた醸造業界も。
僕たちも、その環の中のど真ん中にいて、僕たちを支えてくれた人たちが、そのど真ん中で、影響を受けている。

なにができるのか、を考えた時に、僕たちはビア・コンティニューという基金を設立することを決めた。
そして今、クラウドファウンディングで多くの方に賛同を頂いている。
170人もの方の、175万円を超える金額と、そこに込められた支援への思い。
本当に、ありがたいことである。

次は、使い道、届け先である。
皆さんの気持ちと共に集まったこの基金を、どう使うのか、どう届けるのか。
委ねられているその責任と期待の大きさは、日々重く受け止めている。

アートブックの執筆を終え、延べ原稿用紙換算で、200枚超の執筆から解き放たれた僕であるが。
世界観の設定資料、オリジナルストーリー、対談の原稿起こし、後半には素人ながら何でもやった。
クオリティは担保はできないが、けして手を抜くこと無く、現在の僕たちのできること、
思うことのすべてを詰め込んだ渾身の一冊なのは間違いない。
半年以上に跨るビールと、ホームタウン、ニシナリへの思い。
清濁併せのむ街の魅力をポップでホップなストーリーに洒脱に乗せて届くといいなあ。
多くの人の思いと、汗と、笑顔も涙も。全部が詰め込まれた妄想資料集のはず。
これが僕たちが思う、さいきょうのにしなり。なのだから。

さて、休む間もなく、選定スキームの作成を含めた、先に述べた、使い道、届け先に心を砕いている日々が始まった。
助成・支援対象者は、クラウドファウンディグを立ち上げる際に決めていた。

もともと、ALL TOGETHER プロジェクトという、僕たちがビア・コンティニュー基金を設立するきっかけになった運動は、
収益を、飲食や醸造界でCOVID-19の影響により苦しんでいる人や法人に支援をする目的で立ち上がった。

だからビア・コンティニューも準ずるべきだとは思っていた。

そして僕たちがビールを作っていく中で、ずっと支えてくれた、助けてくれた、応援をしてくれた、人たちがいる。
障害を持ちながら、働き続け、ビールを作り続けてくれた人たちがいる。
その人たちが今苦しんでいる。
だから、ビア・コンティニューは、そこに届けたい。支援への思いと、集まった金額を。

【基金助成対象者】

1.公的・私的を問わず就労を支援するサービスを利用されている方。
2.就労支援を必要とする方を雇用している飲食店・醸造所。法人個人は問わない。
3.就労を支援する全ての医療サービス・介護サービスを運営する法人。

と今回設定していた。
ここで、問題がある。この助成対象者全てに届けることは適わない。
また、できるだけ多くの人に知ってもらい、応募してもらいたい。
でもどうやって伝えたらいい?
選考の基準はどうする?どう順位付けをする?アピール合戦になるのか?速い者勝ちなのか?
そもそも、本当に困っている人は、情報インフラに欠けていて、
この助成に気づくことすら無く。
また、知っていても、応募の書類を。アピールする資料を。
作ることが一番の障壁ではないのか。
欺瞞と無力と自己満足。疲れた僕たちの耳元でそう囁かれた気がする。

答えはまだわからない。
こちらから声をかけにいくこともあると思う。応募しませんか?と。手伝いますからと。
アピールなんか不要だ。声なき声は、僕らが拾いにいけばいい。
どうせ、欺瞞のままなら、ちょっとでもかっこよく、振る舞いたい。
ジャニーズだってほとんどが自薦じゃなくて、友達のお姉ちゃんが勝手に申し込むっていう他薦じゃないか(不細工中年の僻みです)。
助成の応募だって、他薦がほとんどでもいいんじゃないか。キャラバンでもいいんじゃないか。
ホリプロのように。

そう、今は考えている。そろそろ、募集が始まるし、始めなきゃならない。
間違えていたら、修正したらいいし、そんなことは、早ければ早いほどいいに決まってる。
傷は浅いうちが治りやすいのだし、差し伸べてほしい手は明日じゃない、今日、たった今なのだ。

近く、助成の募集フォームを開設します。
もし、この人が相応しいんじゃないか、って思う人がいれば、他薦でも結構です。僕たちの会社の問い合わせのページでも構いません。ひとこと、教えてもらえたら、
嬉しいです。
みんな、いっしょに、この街から、歩いていく。もう一度、何度でも。
そのために、まず、始めます。

おやすみなさい。スキビじゃないですよ、やっぱりスケベですよ。