【お悩み】通れると思ったところでも身体が何かにあたる。

あらキングタプさん、いらっしゃい！大丈夫？今すごく鈍い音がしたわよ？

確かにキングタプさん、あなた、前にお会いした時よりもお腹周りがふくよかになってきたわね。ちょっとそのシャツもキツそうだわね。

あらあ、自分が思っている以上に体型が変化しているのね。とっても言いにくいんだけど、それはもう、ぽっちゃりの末期症状よ。

「最近、よく物にぶつかるなあ？」って思ったら、もうだいたいの人は太り出してるわね。通れると思ったところが、「通れる」か「通れない」かは、ぽっちゃりバロメータのひとつなのよ。

うふふ。ああ、懐かしいわね。私も10年くらい前だったかしら、先輩に教えてもらったのよ。私もついに教える側に立つことになるだなんて、時の流れは早いものね。後輩に引き継ぐことができて光栄だわ。

ええ、そうよ。当時「最近よく物にぶつかって青あざが絶えない」って悩んでいた私に、ぽっちゃりの先輩がこう教えてくれたの。「それは、自分の幅が脳が認識するより早いスピードで大きくなってるからや。」ってね。
中年に差し掛かると、思った以上に体型って変わっていくものねえ〜。

息子がね、中学生くらいになったときに「オカンちょっとどいて。」って少しだけ押してるつもりで隣に座ってきたことがあったのよ。私その時、ぶっ飛んじゃって。同じようにぶっ飛んだオカンは結構いると思うのよね。

脳が認識している大きさと、実際の大きさのズレによる弊害の話よ（笑）。息子の場合は、自分の身体が母親と同じくらいの大きさに成長していることを認識していないのね。だからちょっと押したつもりが、実際はぶつかるくらいの力加減になったってこと。

歳をとると、イメージの自分と実際の体型や体力の変化とギャップを感じるってこと、よくあるわよね。思った以上にご馳走が食べられなくなってるとか、ちょっと本気で走ったらこけそうになるとか。

必要だと思ったらダイエットすればいいけど、ドアにつっかえるなんて他人に迷惑かけてるわけでもないんだから、キングタプさんが別にそれでもいいなら、やることないわよ。自分の変化を受け入れて開き直ることも、大人には重要よ。まあ、私もそうだけど、変化を受け入れつつも健康だけは維持したいものね。

そういえば、キョーサクちゃんも、ぽっちゃり出身よね？通れると思ったのに通れなかったエピソードあるんじゃない？

キョーサクちゃんの普段の明るいキャラクターあってのみんなの反応だったんだろうけど、なかなか切ないエピソードね。薄井ちゃんは？

……。

あなた、今ここにいるみんなを敵に回したんじゃない？（笑）。